時を刻まなくなった時計
 毎日、毎日、毎日……。
 青年は、飽きることもなく万年筆を手に取り、毎日忘れること無く手紙を書き続けた。

 その行為は、青年が手紙の中で〖貴女〗と書く少女への想いを感じさせるものだった。



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