籠の中の鳥 〜囚われの姫と副総長〜
茉莉花さんは十座の腕を引っ張ると、わたしの部屋から連れ出した。
十座が出ていき、わたしは背中を向けてほっと胸をなでおろす。
「…あの顔がねぇ。どこがそんなにいいのかしら」
そのとき、低い声で小さくつぶやいた茉莉花さんがわたしに鋭い視線を送っていたことに、このときのわたしはまったく気づいていなかった。
数日後。
わたしは、朝から学校で授業を受けていた。
しかし、そわそわして落ち着かない。
その理由は、学校が終わったあとにお兄ちゃんのお見舞いに行けるから。
玲といっしょに。
最近ずっと外出していた玲だけど、RULERのメンバーから今日帰ってくるという連絡を聞いた。
久しぶりに、玲と2人だけで話す時間がつくれる。
なぜ突然、わたしと距離を置くようになったのか、それを聞きたい。
十座が出ていき、わたしは背中を向けてほっと胸をなでおろす。
「…あの顔がねぇ。どこがそんなにいいのかしら」
そのとき、低い声で小さくつぶやいた茉莉花さんがわたしに鋭い視線を送っていたことに、このときのわたしはまったく気づいていなかった。
数日後。
わたしは、朝から学校で授業を受けていた。
しかし、そわそわして落ち着かない。
その理由は、学校が終わったあとにお兄ちゃんのお見舞いに行けるから。
玲といっしょに。
最近ずっと外出していた玲だけど、RULERのメンバーから今日帰ってくるという連絡を聞いた。
久しぶりに、玲と2人だけで話す時間がつくれる。
なぜ突然、わたしと距離を置くようになったのか、それを聞きたい。