悠久の絃 2
早くお家に帰りたい。

夜星先生に言ったら、ご飯の監視がいなくなったらすぐに食べなくなるからダメだって言われた。


こんなに色々聞かれるんなら、お家でゆっくりしてたい。学校もそろそろ始まるし。





しばらく沈黙が続き、私は歯を磨きに洗面所に向かった。


鏡には目が赤くなった私が映る。


何でかな。泣いちゃうんだよね。




その後、椎名先生は私が寝るまでずっと居た。




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