悠久の絃 2
「…ご馳走様でした。」

「よく頑張りました。さ、これ見て。」


と、目の前に数枚の紙が出された。

「全体的に数値が悪くなってる。

喘息は、外に遊びに行くのが増えたからかな?」


「…多分、そうです。」


「まあまあ、それは仕方ないね。これから季節も変わるから気をつけないと悪化するよ。

次、採血の結果なんだけどさ、、、最近の生理で思い当たることない?」



思い当たることねぇ、、、特にないけど、、

待って、これで何か異常があったらまたあの治療!?



「ないです。」


「そっか。じゃあまだ気にしなくていいね。何か変わったことがあったらすぐ教えて。」


「はい。」


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