悠久の絃 2
先程まで見えていた満月は雲に隠れ、心許ない街灯だけがチカチカと私たちを照らしている。


どう、するべきなんだろう。


好き、ってことは、これは告白ってことで。
たぶん私のイエスかノーを待っているんだと思う。



ドクッドクッと今にも心臓が飛び出しそうなくらい鳴っている。

たぶん、私の顔、赤くなってるから俯いて、必死に頭を回してる。




「今、答えてほしいわけじゃないからさ。でも絃ちゃんの気持ち、いつか教えてほしい」




「……うん。ちょっと、考えたい」



「わかった。

マンションまで送るよ。時間ももう遅いし」


「…ありがとう」




公園を出て、等間隔に並ぶ街灯の間を二人、ただ黙々と歩いた。




「送ってくれてありがとう。またね」


「うん。体調気をつけてね。ばいばい」




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