クールな御曹司の溺愛は初恋妻限定~愛が溢れたのは君のせい~
「今、十二月なのにか?」
「……ハウスダストかもしれません」
あっ、新築マンションなのに、変なことを言ってしまった。
嘘だとバレバレだったと思うけど、彼はもうつっこんでこなかった。
「……花粉症も大変だな。悠馬、ちょっと研究所に行ってくる」
「俺は荷解きもあるし、自分の部屋に戻ってるわ。明日は朝から式だから早めに寝ろよ。後で式場の資料メールで送っとく」
中西さんの言葉に、有栖川さんが小さく頷く。
「ああ。じゃあ、行こう、神崎さん」
断る元気もなく、彼にタクシーで研究所まで連れていかれた。
着いたのが十一時近かったせいか、仕事をしている人は少なく、ひっそりとしている。
自席に行き、パソコンの電源を落とすと、有栖川さんに聞かれた。
「仕事は楽しいか? もしじいさんに言われてここにいるのなら、無理して働くことはない」
「……ハウスダストかもしれません」
あっ、新築マンションなのに、変なことを言ってしまった。
嘘だとバレバレだったと思うけど、彼はもうつっこんでこなかった。
「……花粉症も大変だな。悠馬、ちょっと研究所に行ってくる」
「俺は荷解きもあるし、自分の部屋に戻ってるわ。明日は朝から式だから早めに寝ろよ。後で式場の資料メールで送っとく」
中西さんの言葉に、有栖川さんが小さく頷く。
「ああ。じゃあ、行こう、神崎さん」
断る元気もなく、彼にタクシーで研究所まで連れていかれた。
着いたのが十一時近かったせいか、仕事をしている人は少なく、ひっそりとしている。
自席に行き、パソコンの電源を落とすと、有栖川さんに聞かれた。
「仕事は楽しいか? もしじいさんに言われてここにいるのなら、無理して働くことはない」