Snow magic



「ねぇ!桜也。今さ暇?話、してもいい?」


「あぁ、俺もしたい。話したくて昨日LINE送ったっていうのに2人で寝落ちしてっから。」


「え、まじ?ごめんって!いつ寝たのか私も覚えてないよね〜。」

うん、確かに3件くらいLINEの通知が入っていた。

私は誤魔化すように笑いながら謝った。



「……はぁ。」

普通にこりゃだめだと呆れられてしまった。





「で?話って?光杞からどーぞ。」

「あ、いいの?ありがと。じゃ話すけど……」

「ん。」


桜也が頷くのをみて、隣の椛がすやすや寝ているのを確認してから、話を始めた。




「昨日ね、椛にはっきり言ったの。またユズ消息絶とうとするよって。…まぁ真実は知らないけどさ。」


……20年以上一緒にいたのだから分かるが、ユズがこの手に出ないことがないとは言い切れない。



「え、相当勘鋭いな、せーかい。だって昨日俺が柚燈に会いに行ったのってあいつがいなくなってもいい?って連絡俺に寄越してきたのが発端だからな。」

若干驚いたように目を見開いてからそういった桜也。



「……はっ?まじで?」


冗談半分というかありえないと思いながら言ってたから、めっちゃ驚いた。



……ユズのやつ。

だったら姿現そうとしないでよ!





「で?それで、どうなったわけ?」 

って、聞いてくる桜也の声はさっきから度々見る呆れ顔。


脱線した話を戻すように聞いてくる。



危な……っ、話が逸れてる。


……なんか、桜也といるとめっちゃ気が緩むっていうか……、


なんか桜也といるときって私がテンション上がって呆れられるパターンが多い気がする……。

私ってヤバいのかも。


うん、これも置いといて。


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