極上ドクターは再会したママとベビーを深い愛で包み込む
「先生に釣り合う女性は他にたくさんいます。私と結婚したって先生には何のメリットもないじゃないですか」
「メリットか」
篠宮先生は数秒考える素振りを見せたあと、私をじっと見つめる。
「この歳になると縁談の話をよく持ち込まれるが、結婚するなら、子どもにめいっぱい愛情を注いでくれる女性としたい。俺はGCUに行くたびに君の仕事ぶりを見ていて、本当に子どもが好きなのが伝わってきていたし、いい母親になりそうだとも思っていた。人柄はじゅうぶん信用に足りる。それは俺にとってこの上ないメリットだ」
いい母親になりそうだなんて……。私が先生に対していい父親になりそうだと思っていたように、先生も私のことをそんなふうに見てくれていたとは思わなかった。
軽く首を傾げた先生が尋ねてくる。
「俺と結婚するのは嫌か?」
「えっいえっとんでもない! そんなことないです!」
首を横に振りながら慌てて答えたけれど、そのあとに喉から出かかった言葉はなんとか飲み込んだ。『先生が相手なら喜んで結婚します!』なんて言ったら引かれてしまうだろう。恥ずかしくてコホンと咳ばらいをした。
「それより、先生は下着しか見ていないんですよね? 私の胸を見たら、結婚したいなんて思えなくなります」
「じゃあ下着を取って見せてくれ」
「はい?」
「今すぐに」
何やらカツアゲのような状態になっている。というか完全にセクハラ……。いや、私の言い方が悪かったのだ。こんなの、胸を見てくれと言っているようなものじゃないか。けれど、本当に見てほしいわけでは……。
「メリットか」
篠宮先生は数秒考える素振りを見せたあと、私をじっと見つめる。
「この歳になると縁談の話をよく持ち込まれるが、結婚するなら、子どもにめいっぱい愛情を注いでくれる女性としたい。俺はGCUに行くたびに君の仕事ぶりを見ていて、本当に子どもが好きなのが伝わってきていたし、いい母親になりそうだとも思っていた。人柄はじゅうぶん信用に足りる。それは俺にとってこの上ないメリットだ」
いい母親になりそうだなんて……。私が先生に対していい父親になりそうだと思っていたように、先生も私のことをそんなふうに見てくれていたとは思わなかった。
軽く首を傾げた先生が尋ねてくる。
「俺と結婚するのは嫌か?」
「えっいえっとんでもない! そんなことないです!」
首を横に振りながら慌てて答えたけれど、そのあとに喉から出かかった言葉はなんとか飲み込んだ。『先生が相手なら喜んで結婚します!』なんて言ったら引かれてしまうだろう。恥ずかしくてコホンと咳ばらいをした。
「それより、先生は下着しか見ていないんですよね? 私の胸を見たら、結婚したいなんて思えなくなります」
「じゃあ下着を取って見せてくれ」
「はい?」
「今すぐに」
何やらカツアゲのような状態になっている。というか完全にセクハラ……。いや、私の言い方が悪かったのだ。こんなの、胸を見てくれと言っているようなものじゃないか。けれど、本当に見てほしいわけでは……。