家出少女の反抗

「そんだけ無駄口をたたけるんなら、我慢できるはずだ。さっさとピザマン食べて次の準備に向けろ。車とばすから。相手がおってこないように」




それ以降どれだけ私達が文句を言おうが、怜音先生は相手にしてくれなかった。




それに休憩するとは言ったものの、皆疲れてしまい結局車の中で寝る羽目になった。




でも、怜音先生には感謝しけれないことが一つあった。




それは寝ている私達に、こっそり毛布をかけてくれたこと。



そして寝ている時に、変な事をしなかった事を今では感謝してる。




怜音先生が女子生徒たちに人気なのは、偽りの無い愛情があるからなんだってやっと気づけた気がするよ。



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