瀬良くんが私を諦めない~年下の溺愛は甘すぎます!

離れてください



「純連、家の外にすごいイケメンが立ってるけどどーしたの?!」

興奮気味なお母さんに連れられ、完全に準備し終えてない私は洗面所から放り出された。


セラも窓に向かって爪を立て引っ掻いている。


「こら!傷ついちゃうでしょ」

セラをこの前買った爪研ぎボックスに詰め込んで窓の外を見るとそこには金髪が見えた。


「えっ嘘でしょ」


髪に大急ぎでトリートメントつけて外に出ると当たり前のように門に寄りかかる瀬良くんが見えた。


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