KISSでチェンジ!
強い炭酸飲料を飲んで頭をスッキリさせておかないと、とても放課後までもちそうにない。
「あまりに気にするなよ。気にしたら相手の思うつぼだ」

良明の言うことは理解できる。
だけど気になってしまうのだからどうしようもない。

純は缶のコーラを一気に半分ほど飲み干して大きく息を吐き出した。
モヤモヤとしていた気持ちが少しだけ晴れる。

「そうだよな。うん」
純が頷いたとき、良明の手が伸びてきて純の額にふれた。

ヒヤリとしていて、今のショートしそうな純の頭には心地よく感じられる。
「少し熱があるんじゃないか?」

「ただの考えすぎだから、大丈夫」
相手と直接話して目的がわかればこの熱だって下がるはずだ。
< 176 / 277 >

この作品をシェア

pagetop