KISSでチェンジ!
純にとって最大の秘密である性別のことまで知っている俺に隠したいことってなんだろう。
もしかして好きな子ができたとか?
隠し財産の場所がわかったとか?
いくつか浮かんでくるものの、どれも違う気がする。
良明は無言で左右に首をふった。
「よしわかった! じゃあ私が少し探りを入れてきてあげよう!」
「委員長が?」
「うん。だってこうして相談に乗ってるだけじゃなにもわかりそうにないしね」
委員長が動いてくれるのなら少し心強い。
ただ、純が委員長にトキメイて性別が確定してしまうかもしれないという懸念はある。
でもまぁ、性別が定まるのだって悪いことではないのだけれど。
「じゃあ、頼むよ」
良明は委員長へ向けて頭を下げたのだった。
もしかして好きな子ができたとか?
隠し財産の場所がわかったとか?
いくつか浮かんでくるものの、どれも違う気がする。
良明は無言で左右に首をふった。
「よしわかった! じゃあ私が少し探りを入れてきてあげよう!」
「委員長が?」
「うん。だってこうして相談に乗ってるだけじゃなにもわかりそうにないしね」
委員長が動いてくれるのなら少し心強い。
ただ、純が委員長にトキメイて性別が確定してしまうかもしれないという懸念はある。
でもまぁ、性別が定まるのだって悪いことではないのだけれど。
「じゃあ、頼むよ」
良明は委員長へ向けて頭を下げたのだった。