シッディ童話
 宗馬は理解できずに声を荒げた。
「いいから!」
 倉科は声を出した。すると、月宮は左手の薬指を出して、近くにあった石ころに指をさした瞬間、消えた。
「消、えた?」
 宗馬は目を丸くして、近くにあった石ころを見つめた。
 それは、明らかになくなっていた。
「宗馬、見ただろ。あいつの能力は存在自体を排除するんだ」
 倉科はいつもふざけている。戦闘モードになると、人が変わったみたいになる。
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