先輩と後輩の関係。
次の日のお休みは買い出しに行ったり、部屋の掃除をしたりしてのんびり過ごしていた。
行こうと思ってる熱海の旅館探しもしていた。
けど、花火大会もあるから…いいところは売り切れ。
なかなか、厳しい戦いだった。
2人で舜のスマホを見ながら探していたけど…舜から出てくる言葉は「寝たい」「疲れた」ばっかりで呆れる。
うちらは結婚式で喧嘩するタイプかと。
自分で旅行いく?と誘っといて、イラっとする。
舜の独り言を無視してたら、いつの間にか寝てて…吹っ飛ばしたくなった。
『凛のこと、怒らせる天才だね』
舜に後ろから抱きしめられてたけど…無意識でTシャツに手を入れて来たり、手を繋いできたり、「起きてる?」と思うくらいのスキンシップ。
怒ってたはずなのに、既に舜に負けた気がした。
しかも、いつの間にか私も寝てて…完全にお互い様だった。
『やばー寝てた。』
私が起きた時には既に舜は起きてた。
背伸びをしてたら、思いっきり胸を揉まれて背伸びが中途半端に終わり激怒で頭を吹っ飛ばした。
「痛すぎ」
『自分が悪いんじゃん。』
「可愛かったから」
『それ言ったら凛が許すと思ってるでしょ』
「思ってない」
『もうやだ』
「嫌いになった?」
『うん』
「本当に?」
と、顔を抑えられて舜と目を合わすしかなくなって目が合った瞬間負けた気がした。
はぁ〜私は舜に弱すぎ。悔しすぎた。
目が合った瞬間笑ってたら、「負け」と言われた。
『最悪』
「爆笑」と言うのと共にキスをされた。
『謝って』
「は?何に対して?」とずっと笑っぱなしの舜。
舜の笑いにつられそうになりながらも頑張って耐えた。
「え?なになに?笑ったことに対して?」
『負けって言ったこと』
「はい、笑ったー!凛が負けです」
『なんで笑っちゃダメなの。馬鹿』
「今はダメ」
『じゃ、もう笑わない』
「凛ちゃん?」
『名前呼ばないで』
私はムカついて、立とうとしたら後ろから抱きしめられて、立つことを拒否された。
すりすりされて、それを受け入れる自分。
なんか、今日はいつもに増してやられっぱなしだった。