先輩と後輩の関係。
無事、頼んでいたご飯たちが来て…夢中で食べて、最後にコーヒーを飲んでお店を出た。
お店を出て、
無意識に手を繋ごうとしたら急に引き寄せらて…
一瞬、襲われるかとヒヤヒヤしたけど…肩に手を回されて歩きたいだけだったっぽい。
密着できて、いいけど…とりあえず暑い。
カフェに向かってた時よりも断然暑くなってる気がする。
夏は好きだけど、死ぬ。
次行くところの話をしながら、旅館に駐車してあった車を拾って出発した。
車内が涼しすぎて生き返った。
ずっとここにいたい気もするけど、観光したい気もする。
「シートベルト締めてやろうか?」
『…大丈夫』
なんか嫌な予感がしたから…いや、嫌な予感しかしてないからふんわり断ったけど、結局触りたかっただけ問題。
露出が多い服を着てたから尚更かもしれない。
カフェのこともあるけど…
いろんなところから手が入ってきたり、太ももの際どいところまで触ったきたり、スキンシップ激しめだけど…車だったからそれなりにセーブはしてくれてた。
『そろそろ運転に集中して』
「俺、花火まで我慢できるかな」
と、言ってたけど…我慢してもらわないと困るから無視した。
その後は、熱海で有名な観光地に行ったり…私がどうしてもやりたかった指輪作りをしに行った。
正直、東京でも出来るけど2人での思い出という事で。
1週間前に予約をして、花火くらい楽しみにしていた。
私たちとは別に3組くらいのカップルがいて…1組はお友達みたいな感じっぽく見えた。
お店の人の話を真剣に聞いて、始まったけど…舜の提案でお互いに渡すことになった。
『ねぇ、真剣にやってよ』
「やるよ、もちろん」
その後は、真剣に…お互いに向けて指輪を作っていた。
指輪を作っている間、舜よりもスタッフさんと話している方が多かったと思う。
珍しく、舜も真剣で笑ってしまった。
模様をつけたり、文字を掘ったり…いろんな事ができて、本当に世界で一つだけの指輪って感じだった。
スタッフさんが気さくな人で、お互いにプレゼントするっていう話をしたらラッピングまでしてくれてありがたくて、頭が下がりっぱなしだった。
「ありがとうございます。また来てくださいね」
『またきます〜』
「ありがとうございます。」
花火大会の時間まで意外とギリギリで、車を置きに急いで旅館へ直行して会場へ向かった。
会場へ近づくほど、人!人!人!人だらけ。
一瞬でも見失ったら終わりな感じがする。
迷子にならないように手を繋いで行動していたけど…舜の行きたいところと私の行きたいところが違いすぎて常に引っ張り合い。
屋台もたくさん出ていたから、お祭りみたいな雰囲気もあって…楽しかった。
「肉食べていい?」
『ひとつちょうだい』
相場的には少し高めだけど…この雰囲気にやられて買っちゃうし、食べたいものがあれば買わない選択肢はない。
肉食べて、たこ焼き食べて、ポテト食べて…りんご飴も食べちゃったりして。
りんご飴なんて、
いつもは絶対食べないけど…意外と美味しかった。
舜なんて、ビールに出会うたびに飲んでて…何杯呑むんだっていう話だけどただただ楽しそう。
こういう時にしか、こういう遊び方はできないし…
今日はもう運転も終わったし、お好きに飲んでくださいって感じ。
あと少しで始まるくらいにちょっと離れた浜辺に来て、座ってビールを飲みながら待っていた。
まぁまぁ人はいるけど、さっきほどではなくて意外と穴場かもしれない。