教授の恋愛
「無理だ…」


走ってる間に忘れられるわけもなく…。


やっぱり俺は舞岡さんが好き。

簡単に諦めれない。

自分の気持ちに気付いてから、この想いは確実に大きくなっている。

今さら止めることなんてできない…。

想うだけならいいだろ…?

考えるだけなら許されるよな…?






「先生ー!」


車にもたれ掛かっていたら遠くから声が聞こえてきた。

キョロキョロしてたらさらに大きい声が聞こえた。




「先生ー!こっちこっちー!」


「舞岡さん…?」



舞岡さんがどこからか俺の方にかけてきた。
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