冷酷王子は、異世界から来た少女を溺愛する
 次の日。
 アイル達が起こしにきた。
 アイルは、換気から始めた。
 「マリア様、炎舞様。
朝です。
起きてください!」
 アイルの声で目が覚め、お風呂に入った。
 お風呂上がりに、アイルがアヴァンの実のジュースをくれた。
 それを飲んでから、アイカとクローゼットに向かった。
 「今日は、会議ですので、馬車とドラゴンに乗ります。」
「ドラゴンに?」
「はい。
会議が遅い場合がございますので…。」
「なるほど。
じゃあ、トップスはこれで、スカートはこれで、靴下はこれ、靴はこれ。
これでどう?」
「お似合いです。
王女様。」
「ありがとう。
アクセサリーは、これにするわ。」
「いいですね。
王女様はセンスがいいんですね。」
「ありがとう。」
「では、炎舞様のとこに参りましょう。」
「分かったわ。」
 炎舞様のとこに行くと、自室で着替えられてる途中だった。
 着替えが終わり、炎舞様と魔法の練習場に行った。
 「じゃあ、魔法を教えるね。
まず、キャロについて。
これは、火の魔法の時に使う言葉だよ。
例えば、キャロイルカ。」
 炎舞様が唱えると、火で出来たイルカが出てきた。
 「すごーい…。」
「マリアもやってごらん。
キャロイルカだよ。」
「はい。
キャロイルカ!」
 唱えると、火で出来たイルカが出てきた。
 「炎舞様、出来ました。」
「うん。
その調子。
次は、難易度を上げて、キャロザクラだよ。
唱えてみて。」
「キャロザクラ!」
「そうそう。
上手いよ。」
 キャロザクラは、火で出来た桜だった。
 その他に、キャロリュウ、キャロ牡丹を教えてもらった。
 「マリア、どんどん練習していいからね。
ぼくも特訓するから。」
「はい!」
 あたし達は、離れて練習することにした。
 あたしは早速、キャロザクラの練習を始めた。
 キャロザクラは、術者の周りが黄色の炎に包まれ、どんな攻撃も効かなくなり、同時に桜の花びらが舞い落ちてくる。
 そのサクラに触れると、燃えてしまう。
黄色の炎の中からなら、触っても大丈夫という魔法だった。
 消し方は、術者が手を叩いたら、消えた。
 あたしは、キャロザクラばかり使っていたら、炎舞様が、他のもやってみて。とおっしゃったので、次は、キャロ牡丹にした。
 キャロ牡丹は、術者の周りを青い炎が包まれ。どんな攻撃も受けない。
 それと同時に赤い牡丹が咲いて落ちてくる。
 その牡丹にも、青い炎にも触れたら燃える。
 青い炎の中からなら触れても大丈夫。
 キャロザクラに似た魔法だった。
 魔法の解き方も、キャロザクラと一緒で、術者が手を叩くと消えた。
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