私のなつ
「ゆうかー!!」

 プールサイドから私を呼ぶ声が飛んでくる。きらりと光った茶髪に小さくガッツポーズをみせて、気合を入れる。目の前には、青空をそのまま映し出したような、真っ青な水面が一面に広がっていた。

「ピーー!」

 用意の笛が、辺りに鳴り響く。ゆっくりとスタート台に乗って、向こう側のゴールを見渡す。

私は、今日からまた新しいスタートを切るんだ。

「take your mark」
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

アマノカワ

総文字数/12,239

恋愛(その他)26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ねえ、一緒に見た天の河、覚えてる?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop