ツンツン、時々デレな君

「あ、あのさ。俺たち、この半年ずっとすれ違ってた……と思うから。もう一度、やりなおさせて。







————俺と、付き合ってください。一生大切にするから。一生、凛だけを愛してるから。俺の隣に、一生いてください。1番近くでお前を守る権利を、俺にくれ。俺に、お前を、独占させて。俺だけのものになって。俺も、お前だけのものになるから。



…………俺の手を、取ってください。」







これは、夢? 私の願望が夢になってるの?

一生、覚めないでほしい。


いいえ、これは、夢じゃない。





「はいっ………!!!私を、あなたの隣にいさせてください。」




ああ、


幸せだ。






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