極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
 その後はそれぞれシャワーを浴びたりゆっくりごろごろと過ごしたりしていると、時間は22時を指していた。私は自室と化しているゲストルームで最新型のテレビに映るニュースを見ながら、布団に入ろうとしていた。

「失礼します」
「どうぞ」

 玲が部屋の中に入って来る。彼もすでに寝間着へと着替えていた。

「いよいよ明日ですね」
「そうですね」

 明日は古田家主催のパーティー。玲はその最終確認の為の打ち合わせに来たらしかった。
 パーティーは12時から始まる。なので現地入りは大体11時30分頃か。そこから逆算して行動していかないと。

(玲さん達いるから大丈夫だとは思うけど、寝坊だけはしないようにしないと)

 玲と共に暮らし始めてから、朝寝坊する事はまずなくなった。以前自宅で生活していた時はちょいちょい寝坊していたのに。しかも目覚めが良くなった気もしている。

(これもマッサージのおかげか?)
「せっかくだし、一緒に寝ませんか?」
「はい。ぜひ」

 今日も玲と一緒に布団を共にする。何かするわけでもなくただ一緒に寝るだけだが、それがなんか心地よくて良い。ちょっとドキドキはするけど、安心もする。

「じゃあ、寝ましょうか。おやすみなさい」
「玲さんおやすみなさい」

 一緒に布団にもぐり、彼の気持ちよさそうに眠る寝顔を見ているといつの間にか朝がやって来る。
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