【完】先生が意地悪で甘すぎる!〜激甘注意報発令中〜
「はは、泣きすぎ」
「だっ、だってぇ」
「そんなんじゃ可愛い顔が溶けちゃうよ」

私の頬をするりと撫でた先生。瞳の奥には熱が孕んでいて、彼は私にキスの雨を降らす。

額に目尻、鼻に頬。
ひとつひとつ、宝物のように大切に触れてくれる。

次第にこそばゆくなってきて、私はいつの間にか涙は消えて笑っていた。

「やっと笑った」
「聖司くん」
「んー?」
「好き。大好き」

今度は私から唇を重ねる。
一度じゃ物足りず、角度を変えてもう一度。

身体中から溢れるほどの愛を伝えたいのに、このキスだけじゃ上手く伝えられない。むず痒い。

でもそれが幸せだとも思う。
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