あなたに出会って世界が変わる

男女別で温泉に入る。

｢気持ちいいーー。最高だな、陸斗。｣

｢ほんとそれ。広いお風呂は幸せ。｣

｢仕事大変そうだな。体大丈夫か？｣

｢体は大丈夫だけど、仕事で怒られて、遅くまで働いたあと、家に帰って1人でコンビニ飯食うのは寂しいし辛いな。｣

｢そうだろな。由衣ちゃんとはよく会ってんの？｣

｢月2-3回かな。土日に仕事の日とかもあるからね。なかなか会えない日も多いわ。陸斗はいいよな、夏鈴ちゃんと毎日一緒じゃん。｣

｢そこはまじでいいよ。夏鈴のご飯美味しいし、会って話すと元気でる。｣

｢羨ましすぎるわ。
夏鈴ちゃんほんときれいで明るくなったよな。由衣が陸斗と夏鈴ちゃんは美男美女カップルとして大学で有名だって言ってたよ。｣

｢たしかに明るくなったわ。大学で由衣ちゃん以外の友達もいるみたいだし、良かったなって思う。｣

｢夏鈴ちゃん、就職したらモテそうだな。きれいでお酒飲める子はもてる。それに真面目に働きそうだし、完璧な後輩だわ。｣

｢まじでそこは懸念してる。夏鈴さ、俺以外と付き合ったことないじゃん。だから、言い寄られて他の人と付き合ってみたいと思ったらどうしようって思ってる。｣

｢へぇー、陸斗でもそんなこと思うんだ。もっと自分に自信あるのかと思ったわ。｣

｢ないよ、自信なんて別に。｣

｢相当惚れてんだな。でも、夏鈴ちゃんも陸斗に惚れてると思うよ。あんな風に明るくなったのは絶対陸斗のおかげじゃん。｣

｢ありがとうな笑。由衣ちゃんとは順調そうじゃん。｣

｢そりゃもう。仲良くさせてもらってますよ。｣