無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない
「ってことで、麗央荷物運んどいてくれ」

「…寮なんかに入ろうとしなきゃよかった。なんで、生徒会長は寮に入らなきゃいけないんだよ」

あら、可愛そうに。

「柊木さん。すまないね。」

校長はそういうと帰っていいよと言った。

一礼するとすぐさま校長室から出ようと早足になる。

この部屋さっきから圧力がえげつない。

潰されそう…。

「麗央。帰るぞ。」



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