初な彼女と絆される僕
「……/////」
顔を赤らめて、腹の当たりにある勇剛の手を握った。

「ほんと、可愛い//////
李依、こっち向いて?」
照れながら振り向くと、勇剛の顔が近づいてきて口唇が重なった。

チュッ!チュッ!と啄んで、勇剛が赤くなっている李依の耳にキスをした。

「あっ…ん…っ…!!」
思わず、甘い声が出た李依。

「ん?耳、弱いの?」 

「……/////」
(や、やだ…/////変な声出た…//////恥ずかしいよぉ…)
李依は更に顔を真っ赤にし、ぶるぶる首を振った。
そんな姿に勇剛は微笑み、李依の耳元に口唇を近づけた。

「もっとしてあげる。
だから、ベッドに行こうね……!」
そう言って、李依を軽々と抱き上げた。

お姫様抱っこをして「しっかり掴まっててね!」と言い、寝室へ向かった。

優しくゆっくりベッドに李依を下ろした、勇剛。
そして、組み敷いた。

「李依…//////」
うっとりと、甘い声で名前を呼ぶ勇剛。

ベッドサイドランプだけの淡い光の中、勇剛の顔が色っぽい。

「……/////」
李依は、ただ…見惚れていた。

「李依、また、耳にキスしてい?」

「はい…//////」
勇剛の顔が近づき、耳にキスが落ちてくる。
チュッ!とキスをして、ペロッと舐められた。

「んん…あっ…/////」
李依の可愛い反応に、勇剛の劣情は更に煽られていく。
首や鎖骨にキスを落としていった。

「パジャマ、脱がせるよ?」
「はい…//////」

パジャマを脱がされ、下着姿になった李依。
そんな姿を、勇剛はジッと見つめる。

「綺麗だ…//////」
思わず呟く。

「……/////や…あんま、ジッと見ないで…くだ…さ…/////」
李依は、自身を抱き締めるように身体を隠す。

「あ…ダメだよ…!
ちゃんと見せて?」
優しく李依の手を掴み、離させる。
そしてベッドに抑えつけた。

「だ、だって…//////恥ずかしい…」

「でも、きっとこの下着、今日のために用意してくれたんでしょ?」
「は、はい…//////」

「やっぱり…!
李依のことだから、きっとそうだろうなぁって!」
「……/////」


「……………幸せだ…」

「え?」

「李依を抱けることも、僕が初めての男だってことも、この綺麗な身体を見ることが出来るのは生涯僕だけだってことも…全部、全部…幸せ…//////」

「私も…幸せです//////」

「李依…ありがとう、僕を好きになってくれて―――――――」
そう言って、胸元に口唇を押し当てた。
そして少し強く吸い付いて、キスマークをつけた。
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