人形姫といわれている令嬢が愛されることを知ったら

学園に通う様に言われました

「お父様今なんて」
「シェリー、学園に通って見ないか」
「···学園ですか」
「ああ、そうだ、シェリーももう十六歳だし」
「私が学園に通っても···嫌がられると思います。」
「大丈夫よ、感情がなくてもあなたは素晴らしい子なんだから」
「そうでしょうか」
「ああ、そうとも」
「それに学園にはアイゼル君が一緒に通ってくれる」
「アイゼルが」
「ふふ、そうよ」
「だから通ってみないか」
「アイゼルもいるなら」
「よし、決まりだな、早速制服を頼もう」
そうして学園に通うことになった。