人形姫といわれている令嬢が愛されることを知ったら

学園1

学園の校舎はとても綺麗だ。
「アイゼル、確か学園には···王太子殿下と王女殿下がいるわよね。」 
「そうだよ、シェリー」 
「確か私たちと同学年だったような」
と話していると
「アイゼル、あなたここにいたのね。」
とアイゼルに話しかけてきた女の子がいた。
「···何ですかトリシア王女殿下」
「何でってあなたに会いたかったからよ、隣にいるのは···シェリー公爵令嬢」
「俺はシェリーと教室まで行きますので、この辺で失礼します」
「待って私も」
「じゃあ行こうかシェリー」
「アイゼル、待ってくれないか」
という声が聞こえた。
「何ですか、エイドリアン王太子殿下」
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