呪われた皇女の結婚~敵国に嫁がせていただきありがとうございます!~
「指? 誰の指ですか? ま、ま、まさか、あの美少女を探して……!?」

 カミルが顔を赤くし、あと少しで怒鳴られそうな気配がした。

「シルヴィエ皇女を見つけた。彼女を俺の妻にしようと思う」
「は……?」

 白い花のようなシルヴィエ皇女のを思い出す。
 一瞬の出会いが、未来を決め、運命を変えることもある。
 次に会う時は、隔てる物のない場所で君に会いたい――
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