オレ、死んでない!
百花と光一は顔を見合わせ、あ然としました。

しばらく言葉も交わすことなく、ただ時間だけが
過ぎていました。

「あのさ」
「ねえ」
ふたりは同時に話かけ、にっこり笑いました。

「オレたち死んでないんだな」
「うん、そうだね」
「オレたち、身体が無くなったものたちにとって
いちばん悲しいのは、地上にいる家族や友人が
死んじゃった!って思ってることだな」
「うん、うん、でも、そんなこと誰も教えてくれないし、みんな今も知らないよね」

「だったら、オレたちがその・つまり・この・ほんとうのことを、真実を伝えていかないといけないんじゃないか?」
「うん、そうだね!、あした神様にそのことをお祈りしようよ!」

ふたりの目は希望で輝いていました。
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