クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
13

13.〜純平side〜


「、、、ん、、今何時!?」
ガバっと麗が隣で飛び起きる。


「あ?まだ5時だ。寝ろ」

そう言って、麗をベッドに引き摺り込む。
今日も、麗は元気だ。
かわいい奴め。



ハネムーンから帰国したその足で
宣言通り麗を俺の家に連れて帰った。

一緒に眠り、一緒に起きる。

それが、こんなにも幸せな事だったのかとつくづく思う。

麗は、意外と?と言ったら悪いが、
料理が上手で、このままだと太ってしまう未来が安易に想像できて、前よりもジムに行く回数が増えた。


麗は、無敵な体質なのか、ジムも行ってないのに完璧なプロポーションを維持している。

どうなってんだ?

確かに、風呂上がりにストレッチしたりしてるな。

たまに土日の朝など、ジョギングも誘われて2人で走ったりもしてる。

それがなかなか楽しい。
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