クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜

そして、建設中のレジデンスも着々と仕上がってきている。

うちの会社も加勢したことにより、通常よりもかなり工期が早まり、秋前には引っ越しできそうだ。

急に、うちが入る事になって、いろいろ手続き等大変な事になったが、無事にその辺もまとまって良かった。


細かい間取りや、内装のインテリアは塁の言った通り、だいぶ融通がきいて、
普通ならそんな事できなが、特別に好きにさせてもらえた。


ハネムーン中の、塁の電話もその件だった。

当初は、インテリアなんかはお任せでいいとも思っていたが、
麗がヴィラのインテリアを偉く気に入っていたから、そのテイストに急遽変更してもらう事にしたのだ。


「お前。バカだろ」

「いいから。やれ」


塁に、バカにされても俺は
とことん麗の事になると
サプライズがしたくて仕方がないらしい。

自分でも、笑える。

一緒に住んでるから、
麗にバレないようにしないと。

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