Heart magic
「……っ!!ど、う……して……?」
私は喉がぐっとしまって、息を吸えないくらい動揺していた。
だって……、だって……!!
私とぶつかった彼女がおまたせ!と言って声をかけたのは………、
私がずっと恋い焦がれている
桜也だったのだから……。
「…………っ。」
遠目だし、横顔しか見えないけれどあれは間違いなく桜也だ…。
ってことは……、彼女って___
そう現実を認めようとした瞬間だった。
さっきより大きく心臓が跳ねる。
驚愕的なものを目にしてしまった。
「……っ!?……う、そ…、うっそでしょう……。」
その真実を知った瞬間、寒さもあってガクガクと震える。