【完】クズな彼の危険すぎる偏愛から逃げられない

うう、まだ鼻の先がひりひり痛むよ……。


鼻をさすっていると。

突然、きゃー!っと背後で黄色い悲鳴があがった。


何事だ?と振り返ると、藍くんが廊下の向こうから歩いてくるところで。


まわりにいた女の子たちの目が、みんな♡になっている。

まるで芸能人に遭遇したみたいな反応だ。


というか、2年生の教室しかない2階に、3年生の藍くんがなんで?
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