The previous night of the world revolution8~F.D.~
しかし、俺はこんなことではへこたれない。

お土産なんてどうでも良いんですよ。

やはり大事なのは、最初の挨拶というものです。

俺は、万人を魅了する「業務用」の微笑みを浮かべた。

「こんにちは、お義母様。ご無沙汰しております。結婚式以来ですね」

この最高に素敵な笑顔の前に、崩せない壁はあんまりない。

「え、えぇ…。久し振りですわね」

これには、ユリーフィア母もちょっとドキッとしたらしい。
 
顔を見れば分かる。

「今日から、この家で一緒に暮らすことになります。不束者ですが、どうぞ宜しくお願い致します」

「えぇ。こちらこそ、娘のマリーフィアを頼みますわね」

「勿論です。マリーフィアさんのことは、この俺が責任を持って幸せにします」

俺は、きっぱりとそう言ってのけた。

幸せにします(棒読み)。

まぁ嘘は言ってないですよ。

ルルシーはいつも、俺のハーレム会員のことを可哀想だとか、気の毒だとか言ってますけど。

俺のハーレム会員達は、皆俺に崇拝して幸せですから。

マリーフィアさんも幸せにしてみせますよ。

「まぁ、ルナニアさん…」

マリーフィアも照れ顔。

いやぁ甘酸っぱい。実に新婚夫婦って感じじゃないですか。

「マリーフィア。ルナニアさんを、彼のお部屋に案内してあげてちょうだい」

「分かりましたわ、お母様。さぁ、ルナニアさん。こちらに」

「ありがとうございます」

俺はマリーフィアに案内され、カミーリア家の屋敷の一室に案内された。
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