俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
そんなある日、みゆは意識がなくなり、倒れた。

心配していたことが起きたのだ。

倒れた時、お腹を打ちつけ、破水した。

みゆも心配だが、胎児が深刻な状況だった。

「帝王切開で胎児を取り出します、ご主人様、こちらにサインをお願いします」

「みゆも子供も大丈夫でしょうか」

「お子さんは保育器に入ります、生命力に期待するしかありません、その後、
奥様の処置に入りますが、相当強く頭を打ちつけておりますので、でも最善を尽くします」

連絡を受けたゆかりと健志も病院へ駆けつけた。

「廉也、みゆさんはどうなの?」

「子供は帝王切開で取り出すって」

「そう」

「みゆが頭を強く打ちつけたからって」

そこに健志が廉也を覗き込んだ。

「大丈夫だよ、子供も、みゆちゃんも」

「ああ」

手術は困難を極めた。

廉也は神に祈った。
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