絶対零度の御曹司はおひとり様に恋をする
「本当に真面目なんだな。真下さんは」
「うーん…。私自身はそうは思ってないんですけど、よく言われます」
「向き合う相手に対して真摯なんだな。君のその姿勢は、ずっと大切にしてもらいたい」
「あ…ありがとう、ございます」
冬上さんがあまりにも優しく微笑んでくれたから、急に恥ずかしくなった。
「でも男性なら料理が出来なくても、そんなに困ることってない気がしますけど」
「確かに、外食すれば良いし、ケータリングを頼んでも良いし、実際食べることには困らない」
「それなら、敢えて不得意なことに上げなくてもいいんじゃないですか?」
「いや。やっぱり外食とかケータリングだと物足りなくなる時があってね。家庭的なものが食べたくなるんだ。実際つい最近も、煮物が食べたくなって作ってみた。ーーーどうなったと思う?」
「それは…壊滅的って言うほどですから、食べられないレベルだったんですか?」
「正解」
「そうなんですね…」
誰にだって得手不得手はある。
冬上さんが料理が下手だと聞いて、むしろ安心感を感じるくらいだ。
でも冬上さんの仕事ぶりを見ていると、恐ろしいほどに頭の良い人なのはわかるから、手順通りにやれば最悪の結果は招かないはずの料理が壊滅的になってしまうというのは不思議になった。
「だけど、今って料理のレシピとか検索すればいくらでもありますよね。その通りに作れば基本的には失敗しないと思うんですけど」
「んー。確かにそうなんだけどね。それが出来れば苦労しないんだろうけど」
「うーん…。私自身はそうは思ってないんですけど、よく言われます」
「向き合う相手に対して真摯なんだな。君のその姿勢は、ずっと大切にしてもらいたい」
「あ…ありがとう、ございます」
冬上さんがあまりにも優しく微笑んでくれたから、急に恥ずかしくなった。
「でも男性なら料理が出来なくても、そんなに困ることってない気がしますけど」
「確かに、外食すれば良いし、ケータリングを頼んでも良いし、実際食べることには困らない」
「それなら、敢えて不得意なことに上げなくてもいいんじゃないですか?」
「いや。やっぱり外食とかケータリングだと物足りなくなる時があってね。家庭的なものが食べたくなるんだ。実際つい最近も、煮物が食べたくなって作ってみた。ーーーどうなったと思う?」
「それは…壊滅的って言うほどですから、食べられないレベルだったんですか?」
「正解」
「そうなんですね…」
誰にだって得手不得手はある。
冬上さんが料理が下手だと聞いて、むしろ安心感を感じるくらいだ。
でも冬上さんの仕事ぶりを見ていると、恐ろしいほどに頭の良い人なのはわかるから、手順通りにやれば最悪の結果は招かないはずの料理が壊滅的になってしまうというのは不思議になった。
「だけど、今って料理のレシピとか検索すればいくらでもありますよね。その通りに作れば基本的には失敗しないと思うんですけど」
「んー。確かにそうなんだけどね。それが出来れば苦労しないんだろうけど」