副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない



ガバっっ!!!!!!

夢だ!!

あ、危ねぇ!!

フーっと深く息を吐き出す。

しずまれ。
落ち着け。
髪の毛をクシャッと握る。

どうなってんだよ一体。



やっと落ち着いてきた。

途中で起きてよかった。
最後まで夢の中だったら、相当ヤバかった。

はぁー。
大丈夫かな俺。

マヂで、気をつけないと。
本当に襲っちまう。


昨日、午後から栄麻が来たばかりというのに。

初っ端から、俺の頭の中はお花畑だ。


栄麻、、、。
栄麻が、同じ家にいる。

こんなにも、好きな人と一緒にいられる事が、嬉しいとは思わなかった。

こんなにも、好きな人に気持ちを伝えられない事が、苦しいとは思わなかった。

でも、離したくない。
絶対に。

< 119 / 200 >

この作品をシェア

pagetop