でこぼこ
っているのも気づかずに立ち尽くしていた。
「君、邪魔なんだけど通してもらえないだろうか。」
「あ、すみません」
これ以上邪魔になってはいけないと思い。
コーラを持ってレジに向かって会計を済ませ足早にコンビニを出た。
その日の夜。たまたま通りかかった家の近くの公園のベンチで考え事をしていた。
笑美さんのことだ。
あの日以来連絡は来なかった。
今日の朝コンビニで見かけたけどその時も暗い顔してなるべく目立たない様に仕事をしていた。
本当に何もないのだろうか。過去に何かあったのではないかと深く考え込んでいた。
何に囚われ何を背負っているのかそれは俺には何もできないか一緒に背負って側にいる事は出来ないのだろか。
そう言えば笑美さんに助けてもらったのもここだっただろうか。
あの約束の前に飲み物買ってくれて一緒に飲んだのを思い出した。
そういえばこのベンチに座って同じジュースを飲んだな。
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