スカイ・ネイル
国の王が暫くの間席を空けるというのはいかがなものだろうか。
もし何かあった時にその場にいなければ自分はどうすることもできない。
それは裏切り行為になるのではないのか?
せっかく着いてきてくれたみんなを。
平和を築き上げてきたこの国を。
・・・・・・オルトたちを頼りにしていないわけじゃない。
けど、何かあったら。
どんな顔をして戻ればいい?
もう、あの時のような・・・・・・。
『大丈夫だよ!』
半透明の体をくるくるさせ、ぱっと両腕を開き満面の笑みを見せる。
「スーラ?」