スカイ・ネイル
✴︎リースの記憶✴︎
・・・・・・まただ。
また、この空間・・・・・・。
右を向いても。
左を向いても。
何も見えない。
何も、聞こえない。
右手を前に伸ばして見る。
・・・・・・どうやら自分のことは認識できるらしい。
いったいここはどこなんだ・・・・・・?
周りに警戒しながら少し歩を進めてみる。
「・・・・・・リース・・・」
「っ!!」
突然聞こえてきた声に思わず後ろを振り返る。
そこには髪の長い女の人がいつの間にかそこに立っていた。
前髪のせいで顔はよく見えない。
この人、前にも・・・どこかで・・・・・・。