続・小さな恋のメロディ~貴方が好きです~
「…大変だったな…。もっと早く連絡すれば良かったよ…」

「……」

「それで、綾香はずっと女にお金を払っていく気でいるのか?」

「……。もう、どうすればいいのか分からないの…」


哲平は大きく溜息を吐いて言った。


「今度女と会う約束をしたら、俺に電話して来いよ」

「でも…」

「このまま続けていたって仕方ないだろ?」

「…うん」

「絶対だからな?」


そう言って電話を切ると、少し気持ちが楽になった気がした。


いっぱい泣いたからかな…。


ー2日後

携帯に公衆電話から電話が鳴った。

あの女だ…。


「はい」

「私だけど。明日プランタンに14時。ちゃんと持って来てね」


機嫌が良さそうな女は、いつもの様に一方的に電話を切った。

私は急いで哲平に電話をする。


「もしもし」

「哲平?さっき電話あった…」

「何て?」

「明日14時、プランタンにって…」

「14時かぁ。ちょっと間に合わないかもしれない。プランタンでは、携帯をバイブにして。俺が電話を鳴らしたら、お金をおろしに行く振りをして、一回外に出てくれ」

「うん」

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