まさか私が告白されるなんて

「それで、今日どこに行く?」
「え?」
「じつはあたしもさあ、意気揚々と言ったんだけど、どこに行くかなんて聞いてないなーって思って」
「宮崎さんもどこに行くかわかってなかったんだ……」
「まーね、それでどこに行く? ファミレス? マック?」


そう言って学校終わりの学生たちが行きがちなところを言った彼女。


「でもお金ないから」
「そんなの奢ってあげるよ。だからあたしと一緒に行こ!!」
「ええ!?」


奢るって言われても、そんなの悪いし。
というか、お金まで払って、私と一緒に遊びたいの?

分かんないよ。


「じゃあ、どっちがいい? このファミレスか、マックか」
「えっとマック?」
「おっけ、分かった」


そして手を引っ張られる。


やはり昨日のあの言葉。興味があるのは、琢磨君もそうだけど、私のこともと言ってたあの言葉。
もしかして、琢磨君がいないから、私を独り占めできると思っているのだろうか。
分からないよ。
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