まさか私が告白されるなんて
「じゃ、いこー」
私は結局放課後、宮崎さんと一緒に遊びに行くことになってしまった。
帰りたい。一人で帰りたい。
宮崎さんと、一緒に遊びたくない。
春原さんだったとしても少し遠慮しちゃうのに。
それを言葉に出来ないのは、私の弱さゆえのことなのだろうか。
「ねえ、宮崎さんってハーフなの?」
暫くただ二人で歩き続ける。そんな静寂とした空気が耐えられずに私は言った。
確か琢磨君がそんなことを言ってた。
「うん、そうだよ。あたしはフランスと日本のハーフ。でも、フランスに行ったことも無いし、フランス語もほとんど喋れないんだけどね」
そう能天気に言う宮崎さん。
「あたしは、山本さんのこと結構知ってるよ。家が貧しいことも、勉強が若干苦手なこともすべて、ね」
その言葉を聞いて、ぞくっと背筋が震えた。
どこまで私のことを知ってるのだろうか。