まさか私が告白されるなんて
「えっと……」
困った。
とりあえず笑みを浮かべておこう。
「まあ、あたしたち、初対面だもんね」
そうにっこりと笑顔を見せられる。
可愛い。いや、可愛いと、一言で言い現わしては失礼だ。
それよりも顔が整っているし、日本人離れした顔立ち、でもうるさすぎない感じがする。
既に大人の女性の風格が出ていて、美人だ。
たぶんこの学校でも随一の美人さんだろう。
こういう人のことを真に美少女とでもいうのだろうか。
そんな人が一体急にどうしたのだろうか。
「今日は貴方に頼みがあるの」
私は唾をのむ。
一体何なんだろう。
「あたしのために、重村君と別れて」