まさか私が告白されるなんて
その後、しばらく話してたのだけど、少しだけトイレに行きたくなった。
「ごめん、ちょっとお手洗いに行ってくるね」
「ああ」
私は、琢磨君に一言断りを入れて、トイレへと走っていく。
「あら」
トイレに入る直前、私は一人の女生徒に話しかけられた。
誰だろう。
この学校の校則で、髪の毛を染めるのは禁止されているはず。
それなのに、目に焼き付けるような純金の髪色。
でも私が話しかけられるのはおかしい。
だって、私は、この人に会ったことが無いんだもん。
こんな派手な人に、過去に会っていたら、気づくはずなんだし。
それにあらって言われただけ。
もしかしたら人が来たから「あら」って言っただけなのかもしれない。
「こんにちは」
もう一度言われた。しかも今度はもっとわかりやすく。