まさか私が告白されるなんて
「ごめん、琢磨くん。今日告白してきた子、なんていう子なの?」
勢いよく琢磨くんに聞く。
すると、琢磨くんは軽く唾を飲み込んだ。
「その子よりも、水菜さんのほうが断然美人だよ」
違うの。
嫉妬じゃない。
「今日、ちょっと絡まれて」
「絡まれたの?」
琢磨君が私の手をつかみ、私の顔をじっと見る。
わわっ近いって。
真剣なまなざしでこちらを見てくる。
破壊力がす、すごい。
「えっと、そこまで嫌なことをされたとかはないんだけど」
ただ、話しかけられただけだ。
「でも、気になって」
「分かった。一応言っとくね」
「うん」
「名前は確か、宮崎純恋|、確かフランスと日本のハーフだなんて言ってた気がする」
「宮崎さん……」
名前は知れた。
「僕は、水奈さんから離れることはないけど」
「そう言う問題じゃないの。ただ、警戒しないとなって」
「なるほど」
頷く。
本当に琢磨君は分かってくれたのだろうか。