愛を食べる!

第4章 たび

「たびを見てると、安心するんだ。世の中には、弱い物を大切にしてくれる人がいるって、教えてくれるんだ・・・・・・!」





「ボクも、よぞが大好き。真っ暗な中、命を照らすよぞが、大好きっ」






たびは、体がまぁっ黒っ!





やがて、体の真ん中に、真っ赤な心臓が光輝きっ!






血液が、体中を走り回っているのが見えた!





「血液の運動会だっ!」





閉まらなくなったガマ口財布が、言ったんだ!






「頑張れっ!頑張れっ!」




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