Hush night
お風呂から出たわたしは、麗日に買ってもらったルームウェアを着て、彼の元へ戻った。
「お、似合ってんじゃん」
「……そう、かな」
もこもこのピンクとホワイト地のルームウェア。
わたしには可愛すぎる気がするけれど……。
それなのに、彼はグイッとわたしの腕を引いて、自分の膝の上に乗せてくる。
至近距離で見つめられ戸惑っていると、彼はわたしの首筋に顔を埋めてきた。
「可愛い」
たった4文字の慣れない言葉が、鼓動を速くする。
さすがに褒めすぎだよ、と言いたかったけれど、正直嬉しかったから素直に受け止めておくことにした。
「…………うん」
無条件にわたしという存在を受け入れてくれる温もりに、甘えたい気分になる。
「あり、がとう……いっぱい服とか、買ってくれて」
拙い言葉にも、彼は極上の笑みを浮かべて頷いてくれた。
「うるのためなら、俺マジでなんでもする」
「なんでも……」
「そう。それくらい、うるに溺れてるってこと」