意地悪で優しいあなたの溺愛
入学式
「くるみー、置いていくよ~!」
私、西野胡桃は今日から高校生になる。
今日は私が通うことになる花丘高校の入学式だ。
1階から私を呼んだのは双子の姉の花梨。
花梨は明るくて、溌剌としている。
優しくて、周りをよく見る自慢の姉だ。
ちなみに私は中学のクラスでは目立つことなんてほとんどしなかった。
口数は多い方ではないし、友達も花梨と比べたら少なかった。
花梨のように目立ちたいとは思わないけど、高校ではもう少し積極的に行動したいと思っている。
「今行くー」
花梨に大きく返事を返して、階段を駆け下りる。
「行ってきまーす!」
二人で声を揃えて家を出た。
私、西野胡桃は今日から高校生になる。
今日は私が通うことになる花丘高校の入学式だ。
1階から私を呼んだのは双子の姉の花梨。
花梨は明るくて、溌剌としている。
優しくて、周りをよく見る自慢の姉だ。
ちなみに私は中学のクラスでは目立つことなんてほとんどしなかった。
口数は多い方ではないし、友達も花梨と比べたら少なかった。
花梨のように目立ちたいとは思わないけど、高校ではもう少し積極的に行動したいと思っている。
「今行くー」
花梨に大きく返事を返して、階段を駆け下りる。
「行ってきまーす!」
二人で声を揃えて家を出た。