意地悪で優しいあなたの溺愛
私達は徒歩通学なので、学校への道を花梨と並んで歩く。


少しずつ花丘高校の制服を着た生徒が増えてきた。


花丘高校の女子の制服は黒のブレザーにチェックの赤いスカート、スカートと同じ色のリボンだ。


男子の制服は同じようなブレザーに黒いズボン、赤いネクタイだ。


他校と比べてかわいいので人気な学校だ。


今日の私達はポニーテールをして、同じ制服を着ているので初対面だと見分けがつかない。


強いて言えば花梨のほうが身長が1㎝高くて、私には二重の内側にほくろがあるぐらいだ。


ぼーっと考え事をしているうちに学校についた。



「胡桃!行こっ!」



花梨が昇降口に貼ってあるクラス分けを見るために走りだした。


1クラス40人で8クラスあった。



「あった!あ、胡桃も!同じクラスだよ!」



G組から見ていた私よりA組から見ていた花梨のほうが先に名前を見つけたようだ。



「え?どこどこ?」


「B組!」



B組の欄に目を走らせると

21 西野花梨

22 西野胡桃

23 水無瀬右京

24 水無瀬左京

と並んでいる。



「私達の名前の下の水無瀬くん?たちも双子かな?」


「うーん、どうだろう。でも、双子だったらなんか運命感じない?」



色々なことに詳しい花梨なら知ってるかと思っていたけど花梨も知らないようだ。
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