シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
あれから芦田さんとはまったく会わなくなった。
彼女は酒の席で酔った勢いで取引先相手に絡んだことがきっかけとなり、うちの会社との案件から外されたということだったけど、これって明人さんのことなのかな。
明人さんはただ芦田さんはもううちの会社には来ないと言っていたけど、彼が何か裏で手を打ったのかな。
なんていろいろ考えてみたけど、これ以上明人さんも何も言わないから私も聞かないことにした。
「まあ、自業自得だよね。輝かしい経歴が高すぎるプライドで台無しだよ。あの人には謙虚さが欠けていたのよね」
などと優菜は呆れ顔で言った。
芦田さんは外見も大人っぽくて、キャリアもすごくて、正直私なんか会話をするのも憚られるくらい雲の上の人って感じに見えたけど、そんな彼女でも手に入らないものがあるのだと思うと複雑な気持ちになった。
しかもそれを私が手に入れてしまったのだから、彼女からしたら腹が立つのも無理はないかなって。
「波留はまだ気にしているの? あの女のこと」
「ううん、もう平気。だって明人さんが選んでくれたのは私だから。自信をなくしたこともあったけど、今は少し前向きに考えられるよ」
もう彼女のことは考えないようにしよう。
彼女は酒の席で酔った勢いで取引先相手に絡んだことがきっかけとなり、うちの会社との案件から外されたということだったけど、これって明人さんのことなのかな。
明人さんはただ芦田さんはもううちの会社には来ないと言っていたけど、彼が何か裏で手を打ったのかな。
なんていろいろ考えてみたけど、これ以上明人さんも何も言わないから私も聞かないことにした。
「まあ、自業自得だよね。輝かしい経歴が高すぎるプライドで台無しだよ。あの人には謙虚さが欠けていたのよね」
などと優菜は呆れ顔で言った。
芦田さんは外見も大人っぽくて、キャリアもすごくて、正直私なんか会話をするのも憚られるくらい雲の上の人って感じに見えたけど、そんな彼女でも手に入らないものがあるのだと思うと複雑な気持ちになった。
しかもそれを私が手に入れてしまったのだから、彼女からしたら腹が立つのも無理はないかなって。
「波留はまだ気にしているの? あの女のこと」
「ううん、もう平気。だって明人さんが選んでくれたのは私だから。自信をなくしたこともあったけど、今は少し前向きに考えられるよ」
もう彼女のことは考えないようにしよう。